南半球の冬の祭典「WINTER GAMES NZ」が2019年以来3年ぶりに、ニュージーランドで8月27日（土）に開幕する。今年5月2日に日本を含むビザ免除国からの旅行者に対する入国制限を撤廃するとニュージーランド政府が発表したことを受け、外国人ライダーを招聘して開催することが決まった。
「今年、WINTER GAMES NZを復活させることができ、キウイのアスリートたちが多くの種目や競技において、国際的なアスリートたちと自らを比較できるプラットフォームを提供できることが楽しみでなりません。私たちは2026年のミラノ・コルティナ冬季オリンピック・パラリンピックに向けて、WINTER GAMES NZが年々成長していく4ヵ年計画に取り組んでいきます」
このように、WINTER GAMES NZのCEOであるマーティン・トゥーミー氏は語っている。
地元のヒロインであるゾーイ・サドウスキー・シノットが北京五輪スロープスタイルで金、ビッグエアで銀メダルを獲得して盛り上がりをみせているだけに、南半球のスノーボードシーンはもちろん、業界全体に好影響を与えることは間違いない。さらに、序盤から降雪に恵まれたシーズンだからこそ、ライダーたちが最高のパフォーマンスを繰り出すことができる素晴らしい舞台が整うはずだ。
南島のコロネットピーク、リマーカブルズ、カードローナの3ゲレンデで16日間に渡り、熱き雪上バトルが繰り広げられる。ハーフパイプとスロープスタイルは9月1日（木）〜4日（日）にかけて、カードローナで開催。FIS（国際スキー・スノーボード連盟）コンチネンタルカップとして行われる。