2015年に自らがゲイであることをカミングアウトし、スノーボードシーンにおけるクィアスペースの開拓に貢献してきたジェフ・デフォージ。まずは、彼が2016年に米オレゴン州マウントフッドで残したビデオパートをご覧いただきたい。

ジェフは以下にある動画内の車内インタビューで、当時を次のように振り返っている。
「これからの人たちのためにその壁を打ち破るべく、時には自分の安全地帯をから踏み出す必要がある。スノーボードが同性愛者をもっと受け入れるようにするだけでなく、同性愛者が歓迎されること、そして、同性愛者のあり方が1種類でないということを知ってほしい。やりたいことはなんでもできるし、好きになれる。どんな夢や情熱を持っていても、それを追いかけることができるし、特定のライフスタイルに縛られる必要はない」
冒頭のパートを世に放った際には、「このような“曖昧”な表現が多い中、“曖昧”な表現をすることで、“曖昧”であることを表現している。LGBTQのみなさん、遊びにきてください」とコメントを添えていた。
日本という島国では他国よりも関心が低い問題なのかもしれないが、世界との繋がりが強いスノーボーダーだからこそ深く考えていきたい。