例年は6月にオープンするアルゼンチンのスノーリゾート、セロカテドラルが開業以来初となる4月にオープンした。日本で言うところの10月に、人工雪ではなく天然雪でオープンしたということだ。衝撃的なニュースである。
南半球のスノーシーズンが早くも開幕を告げた。昨シーズンは乾燥した気候に悩まされ、アルゼンチンの多くのゲレンデが早期のクローズを余儀なくされ、オープンできなかったリゾートもあったそうだ。その翌年には、ここまでまとまった雪が4月に降った記憶がないとリゾート関係者が語るほどの積雪に恵まれた。
ここ2シーズン、日本では降雪に恵まれているため忘れかけているスノーボーダーも少なくないかもしれないが、やはり気候変動が進んでいるのかもしれない。スノーボーダーにとってなくてはならない雪を守るため、改めて地球にやさしいライフスタイルを心がけようではないか。