「そろそろスノーシーズンも終わりかぁ……」と悲観することなかれ。スノーボーダーにオフシーズンはない。本日4月16日（土）より、雪を必要としないジャンプ練習施設・大阪KINGSがオープンする。
大阪と京都のちょうど県境に位置する同施設。アプローチに敷き詰められた人工芝を滑って空中に飛び出し、本物のキッカーさながらに斜度がつけられたエアマットに着地するわけだが、全国に点在する同系列の施設の中でも大阪KINGSはコースバリエーションの豊富さで、来場者を飽きさせることがない。
初心者が芝に慣れたり、スイッチスタンスでのアプローチを練習できるスーパースモールに始まり、3mキッカー相当のスモール、ホーク（5m）2基、ミドル（7m）、ビッグ（10m）とジャンプ台が続く。また、塩ビとワイドボックスにトライできるジブゾーンも設置されている。今年度からランディングした先にバーチカルが用意されているため、より安全に止まることができ、かつ、多様な遊び方が楽しめるようになった。
ジャンプやジブ以外でも、シャワールームや更衣室、カフェスペース、BBQ場といった“アフタースノー”を快適に楽しめる施設に加え、今年度からは土曜限定で宿泊できるオートキャンプスペースが新設される。まるでオンスノーさながら、一日中仲間たちとのセッションを楽しめるのではないだろうか。
雪上では危険がつきまとう“初かけ技”も、同施設であれば比較的安全に、安心してトライすることができる。だからこそ、さらなる上達を目指すなら有料プロレッスンの「WOOT SNOWBOARD SCHOOL」の門をたたいてみるのもいいかもしれない。
とは言え、初級者にも優しいのが大阪KINGS。キッカーで飛べるようになるまでレンタル込みで2,200円で滑れたり、無料の初心者講習、毎週月曜のレディースデイと、お得で楽しいイベントも要チェックだ。
そんな上達に向けた環境がそろう同施設には必然的に、アツいスノーボーダーたちが集まってくる。志をともにする仲間と出会える機会もあるかもしれない。