欧州を代表するメディア・ONBOARD MAGAZINEのウェブサイトにて、BURTONが2017-18シーズンから展開するとされている新しいステップインシステム、その名も「ステップオン」の動画が公開された。

2016年5月、スウェーデン・リクスグレンセンにて、1996年に同地で放たれたインゲマー・バックマンによる巨大メソッドから20年が経過したことを祝うイベント「KING OF THE HILL 2016」が開催された。同イベントのバンクドスラローム大会に出場していたテリエ・ハーカンセンが、この新システムであるステップオンのバインディング＆ブーツを使用していた。
ONBOARDの記事によると、この時点ですでに2、3週間ほどテストを重ねていたということで、テリエいわく「2、3年のうちに、誰もがこれを使ってるんじゃないかな」とコメントを残していたとのこと。また、従来のステップインとは異なり、3箇所のポイントを介して接続されることを教えてくれたそうだ。
1995年にBURTONやAIRWALKなど5社がステップインシステムのバインディング・ブーツを発表したが、その息はそれほど長く続かなかった。こうした苦い経験があるだけに、この露出は満を持してということなのだろう。
下の動画はアレックス・アンドリューズがInstagramに公開したものなのだが、こうしたパフォーマンスも可能。着脱が容易になるという利点だけでなく、フリースタイルスノーボーディングのさらなる表現方法が模索されることだろう。BURTONからの正式なリリースを待ちたい。
 

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Alex Andrewsさん(@alexandrews)が投稿した動画 – 2016 11月 22 3:00午後 PST