ドイツでは10年ぶりの開催となったFISワールドカップのビッグエア大会がメンヒェングラートバッハで開催され、鬼塚雅が見事3位に輝いた。稲村奎汰、広野あさみはそれぞれ予選で涙を呑むことに。
決勝はひとり3本のランからの上位2本の合計点で争われた。予選5位で決勝に進んだ鬼塚は、1本目からキャブ900にステイルフィッシュグラブを入れたランで78.25ポイントをマークすると、続く2本目ではバックサイド720ミュートを決めて67.75ポイントの計146ポイントとなり、今季初の表彰台に上がった。2位はケイティ・オーメロッド（イギリス）で、採用された2本とも鬼塚と同トリックだったが、ジャンプの大きさでケイティに分があったようだ。優勝は今季3連勝となったアンナ・ガッサー（オーストリア）。1本目から十八番であるキャブ・アンダーフリップ900を決めて94.75ポイントというハイスコアを叩き出し、計184ポイント。2位のケイティに26ポイント差をつけての圧勝だった。

女子ハイライト

男子は、ローペ・トンテリ（フィンランド）がバックサイド1440とキャブ1260を決めて優勝。2位にはヨナス・ベージガー（スイス）、3位にはビリー・モーガン（イギリス）となった。

男子ハイライト

女子結果

http://www.fis-ski.com/mm/Document/document/General/08/96/26/7076RLF_Neutral.pdf

男子結果

http://www.fis-ski.com/mm/Document/document/General/08/96/27/7077RLF_Neutral.pdf

photo: FIS SNOWBOARD WORLD CUP