ノルウェーに出自を持ち、コンテストシーンではトリプルコークの先駆者として数々のメダルを獲得、競技の一線を退いた現在はバックカントリーを中心に映像制作を行っている人気ライダー、トースタイン・ホーグモ。そんな彼の最新映像は、カナダ・ウィスラーで撮影されたパークラップムービーだ。
パークアイテムが充実していることはもちろんだが、縦横無尽に流すラインどりは観ていて面白い。キッカーをヒップのように見立てたノーリーBS180、バターからナックル部でのCAB360、地形を利用したシンプルなストレートエアなど、参考にしたくなるトリックが連発する。
さらに、なんてことはないバーンで超有名ライダーが転倒するシーンは、思わず親近感が湧いてしまうこと請け合い。このトースタインの滑りにこそ、パークライディングの魅力や本質が凝縮されている。