MOVIE
小技から転倒シーンまでを含め“滑れる喜び”が伝わってくる豪州シュレッド
2018.10.01
クレイグ・マクモリスとマイキー・シサレリがこの夏、オーストラリア・ペリッシャーを訪れてライディングに明け暮れていた。その際に撮影された映像がこちらなのだが、ご自慢のトリックをきらびやかに表現しているというよりも、転倒シーンなどを含めてライディングを心の底から楽しんでいる様子が伝わってくる作風だ。
ご存知、トップコンペティターとして知られるマーク・マクモリスの兄であるクレイグは、バックカントリーやストリートを舞台に撮影活動をする傍らでテレビのコメンテーターも務めるなど、多彩な表現者として活躍中。本ムービーの冒頭から、リフト降り場に広がる何の変哲もないフラットバーンで魅せる術を教えてくれる。
また、競技の第一線で活躍している正確無比なトリックを武器とするマイキーだが、シンプルなストレートレールでど派手に転倒するシーンを笑顔とともに惜しげもなく披露。彼らトッププロからもライディングできる喜びが非常によく伝わってくる。
クレイグがスイッチでキンクレールを攻略すれば、それを喜ぶマイキーが映し出されるなど、セッションの醍醐味が伝わってくる本作品。こういうムービーを観るとモチベーションが高まるのは、きっと筆者だけではないはずだ。