7歳のイタリア人スノーボーダー、ニコ・ボンディ。6歳時に撮影されたムービーを当サイトでも紹介（記事はこちら）しているのだが、乾いたスポンジのごとくあらゆるスキルを吸収して格段に成長を遂げていることがわかる。回転数などトリックの技術的な部分ばかりではなく、その遊び方やライディングスタイルがカッコいいのだ。

普段は地元イタリアのマドンナ・ディ・カンピーリオというゲレンデで滑っているのだが、スイスが誇るパークの聖地ラークスへ遠征したときに撮影された作品となっている。もう少しでBS900が回せそうなスピンのスキルもさることながら、ハーフパイプでのリップトリックや全開で前足をポークさせたインディ、ジブでのFSリップスライドなど、7歳ながらすでに滑りが超絶スタイリッシュなのである。
スイスを拠点に活動している名フォトグラファー、バーノン・デック氏がこの映像作品を手がけていることからもその期待の大きさがうかがえるわけだが、彼がニコに対して好きなスポーツは何か？とたずねたところ、スノーボードだけでなくスケートボードやサーフィンも大好きとの回答があったそうだ。3Sと称されるボードスポーツが融合した結果、7歳ながら大人顔負けのカッコいい滑りで自らを表現できるということなのだろう。これからのニコの動向からも目が離せない。