スイス南部に位置するサースフェーは標高3,550mを誇るビッグマウンテン。スイスにおけるスノーボードのメッカとして知られるこの山をホームにするのは、オリンピアンでもあるフレデリック・カルバーマッテンだ。彼のフルパート動画が公開されているのでご覧いただきたい。

今年37歳を迎えるベテランライダーは、これまで培ってきたフリースタイルスキルとビッグマウンテンを攻略するライディングスキルとが融合された卓越した滑りを披露。マウンテンフリースタイルの進化を促す第一人者のひとりとして、今なおそのパフォーマンスは衰えを知らない。
今年はオリンピックイヤーということで競技としての側面が大いに目立ったシーズンだが、2006年のトリノ五輪ハーフパイプの舞台に立ったこのフレディは、その12年後にこうして純粋にスノーボードを楽しみながら進化を続けているということにも着目していただきたい。