アメリカ最大手メディアのTRANSWORLD SNOWBOARDINGとカリフォルニア州に位置するベアマウンテンとがタッグを組んで贈るパークムービー『SUNDAY IN THE PARK』のエピソード11が公開された。

今作の特徴を挙げるとするならば、ミニパイプのシーンが多いこと。ただしハーフパイプと言っても、ダブルヘッドオーバーのハイエアや1080などの高回転スピンは一切なく、シフティやリップトリックなど手に届きそうでオシャレなトリックばかり。こうしたスケートボードのような動きを彷彿とさせるアクションは、現在のフリースタイルスノーボーディングの礎が築き上げられた90年代初頭を感じさせる雰囲気だ。また、バタートリックもところどころに収録されていることから、当時一世を風靡したニュースクールの匂いがしてたまらない。
パークを主戦場としている若手スノーボーダーたちはもちろんのこと、トップシーズンはパウダーばかりを追い求めていた当時を知る40代のスノーボーダーたちも、残雪が多い今季の春シーズンはミニパイプやパークで遊んでみるのも悪くないだろう。