オーストリア・キッツシュタインホルンのハーフパイプでトレーングを行っているショーン・ホワイト。パイプの練習には芳しくない天候の合間を縫って、パウダースノーが降り積もったゲレンデをクルージングするショーンの貴重映像が公開されているのでお届けしよう。

ショーンが大会を中心としたハーフパイプ以外のライディング映像をお披露目するのは、いったい何年ぶりになるのだろうか。第2のショーンとも呼ばれている17歳のトビー・ミラー、そして、現在はコーチを務めるソルトレイクシティ五輪ハーフパイプで銅メダルを獲得したJJトーマスらとゲレンデ内でのフリーライディング。パウダーランからバタートリック、ダウン地形でのフロントフリップなどが収録されている。バックカントリーではなくゲレンデ内ということもあり、とても感情移入して観ることができるだろう。加えて、だからこそショーンの卓越したボードコントロール技術を垣間見ることができるわけだ。
今季は9月上旬に開催されたW杯ニュージーランド大会前に負傷して欠場を余儀なくされ、10月にもトレーニング中に負傷するなど、平昌五輪での王者奪還に向けてハードなトレーニングが行われていることを示している。その間の、ほんのわずかなリラックスタイムをどうぞ。