MOVIE
クワッドコークでオリンピック金メダルを狙うマーカス・クリーブランドの素顔
2017.11.18
ノルウェーが生んだ天才スノーボーダー、マーカス・クリーブランド。スロープスタイル&ビッグエアの世界トップに君臨し、平昌五輪での金メダルを虎視眈々と狙う彼をフィーチャーしたムービーシリーズ『THIS IS: MARCUS KLEVELAND』エピソード2が公開された。
マーカスと言えば驚異的なスピントリックからキッカーのナックル部を利用した高回転スピン、そして、空中で回転を戻すリバート系のトリックなど、複雑難解なものから誰もトライしない奇想天外なトリックに至るまでを完璧に操ることで有名だ。ライバルであるマーク・マクモリスやレッド・ジェラード、そして、ソチ五輪スロープスタイルの金メダリストであるセイジ・コッツェンバーグらもマーカスに対して「彼に不可能なトリックなどない」などと賛辞を口にする。
また、彼の創造性をトリックとして具現化するにはトランポリンが重要であることにも触れている。こうして13歳でトリプルコークを、16歳でクワッドコークを成功させたマーカスは、最後にこう結んだ。
「限界をプッシュするのは、これまでに存在しないトリックを成功させたいから。最初はできるなんて思わなかったけど、今はトリプルコークがスタンダードになってきてるし、クワッドも不可能だなんて思ったことはない」
今シーズン、X GAMESやオリンピックでどんなトリックが飛び出すのか。期待したい。