MOVIE
8歳から慣れ親しむ真夏のフッドを笑顔で駆けるベン・ファーガソン
2017.08.22
ビッグコンテストでは常に上位に名を連ね、近年はバックカントリーでの撮影にも精を出すベン・ファーガソン。米オレゴン州ベンドに拠点を置く彼が、地元のマウントフッドで仲間たちと共に撮影に勤しんだムービーが公開された。
映像のタイトルになっている“45th Parallel”とは北緯45度線のことを指しており、マウントフッドが位置する緯度である。ちなみに日本では利尻島のすぐ南あたりだ。標高3,424mを誇るシンメトリーな二等辺三角形が富士山と似ていることから、日系の人々からは「オレゴン富士」と愛される偉大な山がベンの地元にあるわけだ。8歳の頃から慣れ親しんでいるこの夏山とともに、今や世界のトップライダーと称されるベンは育ってきた。
本職はハーフパイプになるが、キッカーや地形遊びからバンクドスラロームに至るまで、コーンスノー上を笑顔で駆けるベン。やはり環境が人を育てるということなのだろう。オリンピックシーズンにはなるが、リラックスしてフリースタイルスノーボーディングを楽しんでいるベンの姿がまぶしすぎる。