MOVIE
真夏のルーマニアにDIYパークを作って遊ぶ男のスノーボード愛
2017.08.03
2017年7月上旬。ルーマニアのブセギ山脈には、ほんのわずかな雪が残されていた。ただの汚い雪と判断して何もしないか、表面を削り落として白い雪を掻き出して遊ぶのか。この映像の主人公、ヴィオレル・コルブは後者だった。
DIYでテーブルトップを製作し、そのテーブル部分を横からくり抜いてトランジションを用意。コンパクトなスペースと少ないマンパワーを最大限に活かしたアイテムたち、通称パッチパークが誕生した。
この映像については、ヴィオレルが繰り出したトリックの質がどうなのかとか、そういったことは一切関係ない。真夏を生きるスノーボーダーとしての、ひとつの表現方法なのだから。ただひとつ言えることは、彼はフリースタイルスノーボーディングを愛しているということ。それは間違いないはずだ。