MOVIE
世界トップライダーが贈る難易度よりも表現力を重視したミニパイプセッション
2017.07.25
アメリカ・オレゴン州マウントフッドでの夏の恒例イベントと化した、今年で6回目を数えるボード・メリルが贈るミニパイプセッション「BODE MERRILL MINIPIPE INVITATIONAL」が7月20日に開催。ダニー・デイビスとその仲間によるセッションの模様が公開された。
ミニパイプという呼称のとおり、現在のスーパーパイプに比べればサイズは小さいわけだが、だからこそ、トリックの難易度よりも表現力が重視される。リップ際に設置されたジブアイテムを利用したトリックや、グラブトリック、アーリーウープなど、その表現力はエアの高さも含め感情移入できるものが多いため、滑走意欲を刺激されるともに、そうした滑りに憧れを抱くのではないだろうか。
当サイトでも何度も綴ってきたが、ハーフパイプとは半円状の限られたスペースであり、スピードをロスさせることなくハイエアでつなぐことを目指すため、カービングやパンピング技術など総合滑走力を磨くには絶好のアイテムだ。昨今の日本では少なくなってしまったが、ぜひともミニパイプにトライすることをオススメしたい。ダニーたちもパイプで培ってきた滑走力が、フリーライディングに活かされているはずだから。