2017年5月27日。アメリカ・カリフォルニア州マンモスマウンテンに、特大スパインの両脇にクォーターパイプを設置した「THE POACHER’S PIPE」が出現。そこで繰り広げられた、巨大ジャンプを中心としたセッション動画が公開された。

トランジションを得意とするゲイブ・ファーガソンはスパインで美しいバックサイドエアを披露し、ダーシー・シャープやブランドン・デイビスらジビングを十八番とするライダーたちは、クォーターパイプに設置されたボックスを巧みに料理する。そして、スロープスタイルやビッグエアのコンテストを中心に活動しているセッベ・デ・バックは、バックサイドロデオ720でスパインを全越えするなど、それぞれのライダーたちの個性が際立った内容に仕上がっている。
フリースタイルスノーボーディングにおいて、バックカントリーでの特大エアやパークでの高回転スピンなども魅力ではあるが、トランジションを活かして重力に逆らう巨大ジャンプは、やはりカッコいいものだ。メソッドなどのグラブトリックはシンプルだからこそ、エアの高さがさらに際立つ。
また、飛んではいないものの、マンモスマウンテンに拠点を置く上田ユキエの息子・虎之介くんも1カット出演している。