米カリフォルニア州マンモスマウンテンの春パークでトレーニングに明け暮れている15歳の岩渕麗楽が、女子ビッグエアの最高峰トリックとされているBSダブルコーク1080をメイク。その映像がこちらだ。

日本人女子としては、すでに映像を公開している12歳の村瀬心椛（記事はこちら）、映像は公開していないものの朝日新聞のコラムで成功していることを明らかにした鬼塚雅に続いて3人目の成功者ということになる。
さらに岩渕は、クリーンな着地とは言えないがBSダブルコーク1260も披露。CAB900からBSダブルコーク1080をつなげて成功させるシーンが収録されていることからも、その完成度の高さがうかがえる。
世界各国のライダーたちは暖かく雪が緩んでいるこの時期を利用して、新技や大技のトレーニングに明け暮れていることだろう。平昌五輪までの助走期間が短くなってきた今、初開催となるビッグエア競技の進化スピードはもっとも加速しているのかもしれない。