MOVIE
縦横無尽のラインどりがパークライドの可能性を広げる
2017.05.01
雪が緩んでいる春のパークでは一般的な縦のラインばかりでなく、アイテムの側面に当て込む横のラインを活かして遊びたい。スイス・ラークスのスプリングパークで撮影されたムービーから、パークライドの可能性を広げるライディングスタイルを覗いてみよう。
パークと言えばキッカーやジブアイテムが中心になるわけだが、トランジションを活かしたライディングを取り入れることで遊び方が一気に広がるということが、映像前半の滑りからわかるはずだ。それと同時に、滑走力も確実に上がるだろう。なぜなら、Rを利用する動きには繊細なボードコントロールが求められるから。湿雪なのでトップシーズンよりもスピード調整は難しいが、アイシーなバーンで行うよりも恐怖心は少ないはず。だからこそ、この時期にRを攻めておきたい。
マニューバーを描くようにスラッシュやレイバックで当て込み、湿雪を美しく舞い上げよう。そのためにはスピードが必要になるので、ソールのメンテナンスはお忘れなく。