さる2月12日に米ワシントン州マウントベイカーで行われた伝統の一戦、LEGENDARY BANKED SLALOMを制したニルス・ミンドニッチのフルパートが公開された。

ジョシュ・ダークセンやテリエ・ハーカンセン、トラビス・ライスらベテランの強者が名を連ねる同大会であり、熟練のターン技術が問われるわけだが、出場ライダーのなかでもかなり若い22歳ながら2位のジョシュに1秒近くのタイム差をつけて優勝を飾ったニルス。その卓越したボードコントロールから繰り出されるフリースタイルのアクションには、年齢を感じさせない本物の上手さが光る。
やはり、板に“乗れてる”男だからこそフリースタイルスノーボーディングが上手いということなのだろう。若くしてコンペシーンから離れてフリーライディング力に磨きをかけてきたニルスの、今後の動きにも注目したい。