MOVIE
等身大のトリックが連発。魅惑の人工地形に引き出された、スノーボーダーたちの創造力
2026.06.28
SNOWBOY PRODUCTIONSが公開した「DAYS OF THUNDER」を紹介したい。舞台は、スウェーデン・ラップランドのドゥンドレット・イェリヴァーレ。北極圏の北側で行われたこのセッションには、PJグスタフソンをはじめとするライダーたちが参加し、人工地形を読みながら、それぞれのスタイルでセッションを楽しんだ。
映像を観ていると、巨大なトリックや高回転スピンではなく、メソッド・トゥイーク、フロントサイド360、シンプルなグラブなどに目がいく。だからこそ、リップへの入り方や踏み切るタイミング、着地してからの流れまでを目で追ってしまう。等身大のトリックが連発するのだ。
どこで板を走らせているのか。どのタイミングで踏み切っているのか。どれくらい身体を開いているのか。グラブを入れることで、空中姿勢がどう変わっているのか。そうした視点で観ると、DAYS OF THUNDERはハウツー動画ではないのに、滑りのヒントに満ちていることに気づく。
SNOWBOYのセッションに用意された人工地形は、スノーボーダーたちの創造力を自然と引き出している。大きさや難度だけではない。地形を読み解き、自分の感覚でラインを描き、空中で個性を発揮する。DAYS OF THUNDERには、そうしたスノーボードの魅力が詰まっている。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)




