MOVIE
「スタイルがすべて」。ダスティの弟、ディロン・ヘンリクセンが語るスノーボードの哲学
2026.05.30
MONSTER ENERGY(モンスターエナジー)がサポートする若手ライダー育成プログラム「MONSTER ARMY」から、ディロン・ヘンリクセンのショートムービーが公開された。
近年はストリートで存在感を放ってきたディロンだが、本作では地元である米カリフォルニア州マンモスマウンテンへ戻り、パークライディングを披露。その滑りとともに、自身が大切にしているスノーボードの哲学について語っている。
テーマはシンプルだ。
「スタイルは、テクニックより重要なのか」
ディロンの答えは明快だった。
「難しいトリックをカッコよく見せられるなら最高だ。でも、自分にとっては、カッコよく見せられるトリックを選ぶことのほうが大事なんだ」
レールで270オンを決めることもできる。しかし、自分らしく見えないのであれば無理にやる必要はない。トリックセレクションそのものがスタイルを形づくると考えている。
「ボードスライドや50-50だって、カッコよく見せられるなら十分に価値がある。大事なのはスムースであること。やりすぎないこと。スタイルがすべてだからね」
現代のスノーボードは、より高難度なトリックが求められる時代だ。だが、その流れの中でも、何を選び、どう魅せるのか。その感覚こそがライダーを定義するとディロンは語る。
動画の最後、彼はこう締めくくった。
「スノーボードから多くを得ようとは思っていない。ただ楽しみたいだけ。新しい人たちと出会って、毎日滑り続けたいんだ」
その言葉は、彼のライディングそのものだった。
text: Daisuke Nogami(Chief Editor)




