BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

プロとして異国の雪上で生きる角野友基の現在地。今を映すドキュメンタリー動画

2025.04.26

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2020年2月末、長年の歴史に幕を下ろすことになった伝統の一戦「BURTON US OPEN」のスロープスタイルで優勝。その直後、世界がコロナ禍に突入する中、角野友基はアメリカへの移住を決断した。世界の第一線で戦うため、自らの環境を変え、単身での挑戦に身を投じたのだ。
あれから5年あまり──。
SIGNAL SNOWBOARDS(シグナル スノーボード)の最新ムービー『LAMA』には、そんな彼の“いま”が映し出されている。
ヨーロッパ最大規模の試乗会「1st Try」が開催されたオーストリア・ホッフフューゲンを皮切りに、イタリアのマドンナ・ディ・カンピリオ、そしてチェルヴィニアへ。SIGNALのチームトリップとして展開されたこの旅に同行した友基は、流暢な英語で現地のスタッフやライダーたちと会話を交わし、ナチュラルにその場に溶け込んでいる。異国の地でキャリアを築きながら、スノーボードの楽しさを忘れずに滑る姿。そのライディングはもちろん、自然体な振る舞いが印象的だ。
ブランドをアピールするという側面を超えて、本ムービーはひとりの日本人プロスノーボーダーの「日常」を伝えている。グローバルブランドの一員として、日本のスノーボードシーンを背負ってきた存在として、友基がどんな景色を見て、どんな空気を吸っているのか。そのリアルが垣間見える映像作品だ。
動画内では、ヨーロッパ各地の絶景やライディングセッションの模様もふんだんに収録されており、友基が優勝を飾った現地イベント「MOUNTAIN MASH」での滑りもチェックできる。英語が苦手な人にとっても飛び交う会話は日常会話が中心なので、英会話のリスニング教材としても楽しめるはずだ。
「角野友基って、今どこで何してるの?」

──そんな問いに対する、いまの友基がまとう空気感そのものが、本ムービーに詰まっている。

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