プロスノーボーダーのオースティン・スウィーティンと映像作家のショーン・ルーシーによる映像プロジェクト「BOARDSLIDE WORLDWIDE」の最新作が公開された。タイトルを見ればわかるように、彼らにとって日本のコンビニは最高すぎるようだ。ムービーの中身は長野・白馬のバックカントリーが舞台なのだが、本作を『LEGENDS OF THE KONBINI』と銘打った。
オースティンを筆頭に、キャノン・カミンズ、テンプル・カミンズ、グリフィン・シーバートら出演ライダーやスタッフたちは毎朝コンビニに集合し、ランチのおにぎりをゲットし、カフェインを流し込み、その日の計画を立てながらあらゆる朝食メニューを吟味したんだとか。豪雪地帯に多くの人々が生活し、雪山の近くにコンビニが当たり前のようにある日本の環境は、外国人スノーボーダーにとって感動モノなのだろう。コンビニの存在が彼らのハードな撮影を後押しした。
さらに、近年は北極圏の撮影活動にも精を出している白馬を知り尽くす写真家・遠藤励がいたからこそ、彼らの3週間に渡るシューティングは最高のカタチで幕を下ろしたのだ。また、日本人ライダーとして久保田空也も本作にフッテージを刻んでいる。
このムービーを観れば、白馬が世界屈指のバックカントリーエリアであることが自ずと理解できる。そのポテンシャルの高さを改めて知ってほしい。