BEYOND MEDALS作『CASINO』でビデオパートを獲得するなど、これからの活躍が期待されていたスイスのフロリアン・フィッシャーは今年に入ってまもなく、ガンとの闘病生活の末に亡くなった。24歳だった。足繁く通っただろう、彼の地元であるスイスが誇るラークスが舞台の連載パークムービー『THE CRAP SHOW』の第2弾は、フロリアンに捧げる。
彼と親しかったライダーたちがオープニングを飾っているのだが、亡き仲間に想いを馳せながらパークラップしていることだろう。北米のそれとはひと味違う、欧州スタイル全開のライディングスタイルがカッコいい。さらに、トリを飾るトップコンペティターのオイビンド・カークスは、テクニカルかつスタイリッシュなライディングを連発する。
フロリアンを知る人も知らない人も、ひとりのスノーボーダーの想いを感じながら、最先端アクションをご覧いただきたい。