MOVIE
日本人として初めて世界中から認められたプロスノーボーダー 布施忠の生きる道『軌道』
2024.12.16
90年代当時、雑誌やビデオの世界で活躍する世界レベルのスノーボーダーになるためには、日本にいてはダメだ。取り残される。そう思い立ち、カナダ・ウィスラーを拠点として活動を始めると一気に視野とコネクションが広がり、そのセンスと努力が掛け合わさったことで世界最高峰の映像プロダクション「MACK DAWG PRODUCTIONS」の作品に出演を果たし、BURTON(バートン)から日本人初となるシグネチャーモデルをリリースするなど、名実ともに世界のトップライダーにまで登り詰めた布施忠。
その後、表現者として自身の経験を日本に伝えるために映像プロダクション「HEART FILMS」を立ち上げ、現在は、映像作家の越路太郎氏とともに東北エリアをベースとして活動を行っている。
忠は現在、ARC’TERYX(アークテリクス)を身にまとっており、同ブランドから『軌道』と題された映像作品が公開された。それは、ただの道ではなく、忠が歩んだ人生の軌跡そのものであり、彼が描き続ける滑走の軌跡でもあるのだと。
そんな彼の軌道を、およそ8分間の映像を通じて辿ってみてはどうだろう。