MOVIE
4年の歳月を経てオーロラの下で滑る夢が実現したMONSTERクルーの『GREEN HOUR』
2024.04.24
ステール・サンドベック、レネ・リンネカンガス、トルゲイル・バーグレムの3名がオーロラの下、奇跡のライディングの数々をフィルムに収めたムービー『GREEN HOUR』がMONSTER ENERGYより公開された。映像内では英語が飛び交っているので、一部翻訳しならがお届けしたい。
映像冒頭で、「そこでオレたちは、オーロラというこの惑星でもっとも幻想的なものを撮影し、その下でスノーボードを楽しむというビジョンとアイデアを持っていました。ノルウェー北部では、夏は昼も夜も太陽が照りつけ、冬はほとんど太陽が昇りません。オーロラを追い求めるためには、人里離れた山奥に行き、暗闇の中で辛抱強く待つ必要があります」と本プロジェクトの趣旨や難しさが語られている。もともとこの野心的なプロジェクトは、ステールと彼の兄でありフォトグラファーのフロードとの間で率先して進められていたのだが、コロナ禍の制限により完成まで想定以上の時間を要することになった。
ステールが「暗闇の中で(ライディングに必要な)視界を確保するのは、とても難しい」と叫び、「顔が凍りついて、しゃべるのもやっとだよ」とレネが本音を吐露。その過酷さが映像内で語られている。極寒の暗闇の中ライディングするというハードな状況の中、ついにオーロラが出現。4年の歳月を経て、彼らの夢が実現したのだ。
トップライダーたちによる、美しくも儚い貴重なライディングをご覧いただきたい。