MOVIE
工藤洸平らが北海道の極上パウダーを求めて12時間歩いて滑りまくった最高のセッション
2024.04.12
多才な男、工藤洸平の映像プロジェクトであるK FILMSが贈る『YADOKARI HOUSE』の第3弾ムービーが公開された。マーク・マクモリスやベン・ファーガソンらBURTONグローバルチーム、そして、ケビン・バックストロム&トア・ランドストロムらBEYOND MEDALS(ビヨンドメダルズ)クルーといった、外国人ライダーたちとのセッションに続き、今回はK FILMSのオリジナルメンバーたちが登場する。佐藤秀平&吉田啓介、さらにスペシャルゲストとして、日本ストリート界を牽引する小川凌稀を加えた4名が、北海道の某バックカントリーでセッションを行った。
近年、外国人スノーボーダーやスキーヤーたちが大挙をなして北海道にやって来ていることに起因するのだろう。有名なバックカントリーエリアは、まるでゲレンデのようにフレッシュパウダースノーが喰い荒らされていると、本作に出演しているフィルマー、KIYO FILMの川崎清正に聞いたことがあるのだが、今回の撮影でもそうだったのか。奥深くまで歩いてアプローチして撮影を敢行することになった一行。しかし、秀平がスノーシューを忘れるというハプニングも(笑)
結果、朝7時30分から山を登り始めたクルーがクルマに戻ってきたのは19時20分。なんと、12時間近くもハイクアップとライディングを繰り返し、本ムービーに収録されている素晴らしいフッテージの数々を残したのだ。バックカントリーは当然、命を落としてしまうかもしれないリスクが潜んでいるわけだが、決してストイックになりすぎるのではなく、気心知れた仲間たちと協力し合いながら、すべてを楽しみ尽くしている彼らのライフワークが見事に表現されている。フリースタイルスノーボーディングの本質や魅力がふんだんに詰め込まれた本ムービーを、早速再生せよ。