スイス・ラークスが舞台の連載パークムービー『THE CRAP SHOW』の第4弾が公開された。今作にはヨーロッパを代表するビッグネームたちが名を連ねる。
本作の常連であるセドリック・ネフがスタイリッシュなトリックを連発すると、手に届きそうなオシャレな小技で魅せるYung Doliことルーカス・ボームがその存在感をライディングスタイルで示す。ワンフットトリックなどクリエイティビティに長けたパトリック・ホフマンの独自性が光るライディング、さらに、NATURAL SELECTION TOURの予選にあたる「DUELS」に招聘される実力を持つセッべ・デ・バックの空中遊泳など、見応え抜群のフッテージばかりだ。
そして冒頭で述べたことと矛盾するが、アメリカの連載パークムービー『SUNDAY IN THE PARK』によく出演しているドレイデン・ガードナーが登場。欧州スタイルに混じり、アメリカ仕込みのギャングスタイルがひと際目をひく。
そうした錚々たるメンツが顔を揃える中、トリを飾っているのはロシアのオリンピアン、ヴラド・カダリンである。そのラストを飾っているトウ抜けのFSロデオ540インディでのスパイン全越えは、一見の価値アリだ。