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DWDクルーが放つグラブトリックをマネしたくなる『SUNDAY IN THE PARK』第6弾
2024.03.05
米カリフォルニア州ベアマウンテンがお届けする連載パークムービー『SUNDAY IN THE PARK』の第6弾は、DINOSAURS WILL DIE(ダイナソー ウィル ダイ)クルーが出演。キッカーやヒップ、ジブアイテムばかりでなく、今作にはハーフパイプのフッテージも収録。フリースタイルの本場で繰り広げられる最旬トリックが目白押しだ。
その中でもストレートエアのグラブトリックに注目したい。まずは、オープニングを飾っているジャスタス・ハインズが繰り出しているサッドエアだ。聞き慣れないという人もいるかと思うが、ウェドル(旧ミュート)をつかみながらトゥイークさせるグラブトリックである。スケートボーダーのニール・ブレンダーが、カリフォルニア州アナハイムにある数多くのスケーターに愛されたレジェンダリースポット、通称サッドランズにて、ランス・マウンテンが独特なハンドプラントをしている写真を収めた。その際に、スポットの愛称にちなんで名づけられたトリックを、スノーボーダーがエアに置き換えたということだ。悲しいの“SAD”ではないということを覚えておこう。
さらに、マイケル・クックがバックサイド方向へシフトさせながらルックバックした状態でローストビーフを披露するというオリジナリティあふれるアクションで魅せれば、カイ・ウイェイスキがジェシーを、ブレイク・ラムはクレイルを放って己を表現する。グラブトリックではないが、コディ・ヤロスラフスキによるFSシフティも参考にしてほしい。
回さなくたっていい。これからのスプリングシーズン、グラブトリックに目を向けて、空中遊泳を楽しもう。