MOVIE
多忙な競技スケジュールの合間を塗って仲間とともに裏山で己を最大限に表現した大塚健
2024.02.15
昨年12月中旬までビッグエアのワールドカップ(以下、W杯)を転戦し、年が明けて1月中旬にW杯スロープスタイルが開幕。束の間の年末年始、大塚健は身体を休めることなく、北海道は道北エリアにいた。
そこには、北京五輪への出場は叶わなかったが競技から引退して表現者としての道を本格的に歩み始め、今や世界中から大きな注目を集める片山來夢、そして、それぞれスロープスタイル&ビッグエア、ハーフパイプでオリンピックを目指すも表現者へと転身して活動している宮澤悠太朗、伊藤藍冬の3名と合流。シューティングに明け暮れた。
その様子をまとめたムービーが、G-SHOCKから放たれた『HI FIVE』だ。圧雪された巨大キッカーで高回転スピンを操るのではなく、パウダースノーが積もり重なった自然地形にライディングをアジャストさせながら己を最大限に表現する健の姿を見ていると、フリースタイルスノーボーディングの本質とは何なのか、自ずと理解できるのではないか。
水を得た魚のように雪上を駆る彼らの姿を観て、そして、感じてほしい。