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コンペティターから裏方に転身した稲村樹が表舞台へ発信するスノーボード愛
2024.01.07
近年、「UZUMAKI」や「COWDAY」、「X-TRAIL RAIL JAM」など、国内で開催されたビッグイベントが成功に至った背景には、現場を取り仕切るひとりの男の存在が不可欠だったように感じる。平昌五輪スロープスタイル&ビッグエアの出場を目指してワールドカップを転戦していたのだが、度重なるケガに見舞われてしまいコンペティターとして引退を余儀なくされるも、現在は様々なイベントをディレクションする傍らで、SAJ(全日本スキー連盟)のナショナルチーム・テクニカルスタッフとしてビッグエア強国・日本を支えている稲村樹だ。
そんな多忙を極める裏方の樹だが、ライダーとして表舞台への発信も忘れない。SALOMON SNOWBOARDS(サロモン スノーボード)より、彼のシーズンエディット動画が公開された。シーズン中には複数回のイベントをこなし、スロープスタイルとビッグエアを合わせれば10戦近く行われるワールドカップなどの国際大会に帯同しているのだから、自身の撮影にあてられる時間はほとんどないはずだが、しっかりとフッテージを残していた。
そうした環境に身を投じながらも滑り続け、自らを表現し続ける樹のスノーボード愛を感じてほしい。