標高3,000m級の山々が連なる立山は、12月から4月中旬まではアクセスルートが閉鎖されてしまうため、秋と春にスノーボーダーやスキーヤーたちが訪れる地として知られている。しかし、知らなかった。タイトルに綴ったように、11月なのにトップシーズンのビッグマウンテンさながらだったとは。
立山を知り尽くした男、水間大輔を訪ねて、日本が誇るマウンテンフリースタイラーのひとり、吉田啓介が合流。MOUNTAIN HARDWEAR（マウンテンハードウェア）クルーの撮影が始まった。入山初日は悪天候に見舞われてしまったが、その後、完璧なコンディションに恵まれた奇跡の3日間を過ごすことに。その模様が本ムービー『大日（BIG DAY）』に収録されている。
2日目、11月にはなかなか訪れることができないという大日岳の北東面を制覇したふたり。大日岳は英語で「BIG DAY MOUNTAIN」を訳され、まさにBIG DAYとなったことから、本ムービーのタイトルとして銘打たれた。
「日本でまだまだ知らない場所はたくさんあって、ローカルを巡るトリップをしたかった。初めての秋の立山で、360°アルパインの宇宙空間の中にライフラインがしっかり整備されていて、すべてが新鮮。（中略）日本の秋のトップクオリティは立山にあることを知るトリップになった」とは啓介のコメント。トッププロが「最高しか（言葉が）出てこない」と笑う、11月の立山で起こした『BIG DAY』をどうぞ。