「なるべくブレーキになるスピードコントロールはしないで……（中略）アクセルとリズムでブレーキを使わなくてもコントロールできると思うから、自転車でいうピストみたいにブレーキは使わないで、キレイなラインを描いてターンでスピード調整をして滑れたらめっちゃいいなって思ってるかな、最近は」
こうした中井孝治の言葉から本ムービーは始まる。彼の滑りを具現化させるべく作られているのが、SALOMON SNOWBOARDS（サロモン スノーボード）が贈るHPS（Hillside Project Series）×TAKAHARU NAKAI E.P.だ。HPSクルーは毎年、新しいシェイプのテストを兼ねてトリップを行っているのだが、コロナ禍による旅行制限が解除された昨シーズン、HPS×TAKA E.P.をテストするために日本が選ばれたのは必然だった。
HPSは地形や雪質、ライディングスタイルの多様性を反映させた本格的なパウダーシェイプのボード開発を追求し続けており、そのリーダーであるヴォレ・二ベルトと選ばれしライダーたちでトリップを行っている。ベテランのヴォレ、そして中井はもちろん、ルイーフ・パラディス、若手のルーク・ルンドといった世代を超えたライダーたちが北海道のディープパウダーに酔いしれた。
本格シーズンがスタートする今、中井の美しすぎる滑り、そして、グローバルライダーたちが唸る北海道のポテンシャルの高さを改めて感じとってほしい。