BACKSIDE (バックサイド)

BACKSIDE (バックサイド)

https://backside.jp/movie-1895/
33678

MOVIE

常軌を逸する5本のラインを『STONP OR DIE』に刻み込んだ國母和宏の現在進行形

2023.12.09

  • facebook
  • twitter
  • google

日本中を騒がせた“腰パン騒動”でおなじみ、2010年バンクーバー五輪の年から今はなき伝統の一戦「BURTON US OPEN」ハーフパイプで2連覇を達成し、その後、コンテストシーンから姿を消したカズこと國母和宏。同五輪を終えたオフシーズンから、カズのお眼鏡に適った日本人ライダーたちとともにSTONPを結成、5年に渡ってムービー制作を行ってきた。それがまさにこの『STONP OR DIE』であり、今シーズン、8年ぶりに復活を遂げたわけだ。
そして、そのトリを飾ったカズのフルパート動画が、ついにオンラインでお披露目となった。この4分22秒にカズの現在進行形が詰め込まれているのだが、ライディングのフッテージとしてはわずか5本のラインしかない。
2016年、UNION BINDING COMPANY(ユニオン バインディング カンパニー)作『STRONGER』で自身初となる「VIDEO PART OF THE YEAR」を権威ある授賞式で獲得したのだが、ビデオパートの一部にカズの先輩格にあたるギギ・ラフも出演している中、エアやラインを含めて15カット超のフッテージで構成されている。その尺は4分18秒なので、本記事で紹介している最新のビデオパートとほぼ同じだ。
前述したとおり、カズは雪上のアーティストとして第2のスノーボード人生を歩み始めてから、およそ13年近くが経過した。5カットしかないのではなく、厳選されたわずか5本のラインで己の生き様を表現できる、というわけだ。心して再生ボタンをクリックしてほしい。

RECOMMENDED POSTS