これぞフリースタイルスノーボーディングの極みと言っても過言ではないかもしれない。LOBSTER SNOWBOARDS（ロブスター スノーボード）が贈る4年ぶりとなるチームムービー『WE ARE LOSERS 2』が公開された。前作も「カッコよさしか伝わらない。超個性派集団 LOBSTERが贈る映像作品『LOSERS』」と題してお届けしたが、さらに破天荒なライディングが続出し、かつ、創造力が研ぎ澄まされた印象だ。
オープニングを飾ったLOBSTERチームの顔であるハルドル・ヘルガソンのパートを観てしまったら、およそ30分の本ムービーから引き返せなくなるだろう。その後も、ハルドルの兄でありチームを牽引するエイキ、バックパックを背負いながら超絶クリエイティブなライディングを披露するフリッジことフリチョフ・ティッシェンドルフらの見応え抜群のパートが続く。
しかし、まだまだ終わらない。トリを飾ったのはエイキ＆ハルドルと同じくアイスランドに出自を持つ、24歳のビルキル・ゲオルグソンだ。ハルドルとフリッジを差し置いてトリを飾っているという説明だけで、いかにビルキルのライディングが優れているかは想像に難くないはず。本記事のアイキャッチ画像を飾っているのはビルキルであり、ラストに収録されているハンドレールを抜いた瞬間にハルドルと抱擁しているシーンは、胸が熱くなる。
個性を重んじるライディングスタイルを愛するスノーボーダーであれば、絶対にお見逃しのないように。