弊ウェブマガジンでもおなじみ、小学6年でBSトリプルコーク1440をメイクした北山博仁。現在は中学1年に進学し、大手マネージメント会社に所属するなど注目を集めている新星だ。
その弟・泰士本人の希望により、父を通じてひさしぶりの「アマチュア動画投稿」が舞い込んできた。兄も同じく小学3年のときに同企画にエントリーして初登場（記事はこちら）となったのだが、そのとき、博仁は全方向540に加えてBS720を完璧に操っていた。本記事の主役、弟の泰士はなんとBS900を複数回に渡って成功しているシーンが収録されているのだ。早生まれなので、9歳になる前にBS900を決めると意気込んでいたそう。さらにBS720はほぼパーフェクト、FS720もしっかりとコントロールしている。
父の正樹さんは次のように教えてくれた。
「泰士はこれまで、博仁の後ろを自由に滑っている感じで、父の言うことはまったく聞きませんでした。博仁ばかりでほったらかしていることが多かったのですが、昨シーズンが始まる1ヶ月ほど前、私に教えてほしいと言ってきたので素人ながら教えました。その結果、オフシーズンの仕上がりからは想像できないほど、雪山で上手くなりました。とにかく兄に負けたくない性格です。BS900を誕生日前に決めるという強い目標があったのですが、同じく小3で博仁がやっていたことを超えたいという意識を持っていましたね。でも、兄のことをしっかりリスペクトしているんですよ（笑）」
兄に追いつけとばかりに急成長を遂げている、泰士のこれからも見守っていきたい。