制作サイドのテーマとして「日本最高峰のパーク×勢いのある若手ライダー」を掲げてエディットされているのだが、それは決して誇大表現でもなければ、ずばりそうした中身となっている。日本のパークシーンを牽引するTHE PARKSが贈る連載ムービー『NOW PARKS』のエピソード4が公開された。
3月末に長野・HAKUBA47ウィンタースノーパークで開催された「COWDAY SLOPE」に出場したライダーたちをピックアップしたとのことなので、大会後のパークとはいえ、今シーズンの降雪状況を踏まえると、47PARKSのこのクオリティは紛れもなく日本最高峰である。
そして、その舞台で宙を舞うライダーたちは、全員が10代という新進気鋭の若手たちだ。ムービーシーンで活躍するトップライダーたちから一目置かれたことで頭角を現し始めている柿本優空（17）をはじめ、初出場となったワールドカップで表彰台を射止めて一気にスターダムを駆け上がった木村葵来（18）、そして、昨秋に全方向1800を決めて弊ウェブマガジンでも取り上げて話題を集めた（記事はこちら）宮村結斗（17）がフィーチャーされている。
さらに、今シーズンの全日本選手権ビッグエアを制した辻晴陽（19）が豪快なスピントリックを披露すると、吉田輝樹（17）はジャンプ、ナックル、ジブでバランスよく自己表現し、紅一点の鈴木萌々（15）がFS1080ステイルフィッシュを軽々と決めるなど、それぞれの才能が爆発している本ムービー。
残雪が少なくなってきたGWの真っ只中、来シーズンに向けて日本の若手ライダーをチェックするのも悪くない。