コロナ禍という言葉がまだなかった2020年2月、39回目を数える伝統の一戦であり、奇しくも最後の大会となった「BURTON US OPEN」スロープスタイルで2度目となる優勝を飾った角野友基。大会を終えるも、日本に帰国することはしなかった。そのままアメリカに残り、現在はカリフォルニア州ビッグベアレイクを拠点としてプロ活動に勤しんでいる。
ユウキが搭乗するSIGNALより、彼のアメリカでのスノーボード生活を追ったドキュメンタリームービーが公開された。全5回に渡るウェブシリーズとなっており、タイトルは『HAVOC』。ユウキがアメリカに渡ってから初めてのバックカントリー撮影を行うまでの様子に迫った内容だ。
本記事で紹介するエピソード1は、先述したUS OPENでの優勝以来、ユウキがどのような生活を送っているのかが垣間見られる中身となっている。
映像内で、現在住んでいるビッグベアレイクが好きな理由として、ベアマウンテンとスノーサミットのふたつのリゾートが近いことを挙げたユウキ。弊ウェブマガジンでもおなじみ、『SUNDAY IN THE PARK』のロケ地である。加えて、山の麓にはたくさんのスケートパークがあること。雪が解ければスケート三昧のライフスタイルを送っているようだ。
また、本場のスノーボードカルチャーは日本とは異なり非常に独特であり、長年に渡ってこの地を滑ってきたライダーたちから歴史を感じることができる、とも語っている。
スノーボードの本場アメリカでプロスノーボーダーとして生きるユウキ。エピソード2は、シーズン初頭のパウダースノーを求め、ワシントン州マウントベイカーにトリップした様子が収められている。公開が今から楽しみでならない。