BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

伝説のバックサイドエアの地で白夜スノーボーディング『VÄLKOMMEN』

2022.09.21

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弊誌創刊前の準備号であるISSUE 0の表紙に採用した、1996年に撮影されたインゲマー・バックマンの巨大バックサイドエアをご存知だろうか。若い世代のスノーボーダーで知らないという方は、こちらの記事を参照していただきたい。
その伝説のメソッドエアが放たれた、スウェーデン・リクスグレンセンが本記事の舞台。ナイマ・アントリン、ダラー・リード・マクリーン、フィル・ハンセンらCOAL HEADWEAR(コール ヘッドウエア)クルーが、4,000マイル(約6,437km)も離れた彼の地を目指した。
本ムービーのタイトルである『VÄLKOMMEN』は、スウェーデン語で「ようこそ」を意味する。映像内で語られているように、この北極圏のはるか北に位置するこの場所は、古いビデオや夢の中でしか見たことがなかったという一行。白夜だったため、1週間以上夜を見ることがなかったそうで、真夜中でもリフトが動いているため、眠れないから滑りに行くような生活。現実感がなく、すべてが夢のように感じられたトリップだったという。
クレイグ・ケリーや前出のインゲマーら、フリースタイルスノーボーディングを形作ってきた先人たちに思いを馳せながら、彼らのエネルギーを感じとる。タイトルにあるように、世界中のスノーボーダーに対して“ウェルカム”なのだ。こうして脈々と、スノーボードカルチャーは世界中に受け継がれていくのだろう。
WHO(世界保健機関)のテドロス事務局長は新型コロナウイルスのパンデミックについて「終わりが視野に入ってきた」と述べ、アメリカのバイデン大統領は「終わった」との見解を示すなど、ようやく長すぎるトンネルの出口が見えてきたのかもしれない。そうした状況を踏まえて本ムービーを観ていると、いやがうえにも旅に出たくなるのは筆者だけではないはずだ。

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