トリノ五輪ハーフパイプにスイス代表として出場した、フレディことフレデリック・カルバーマッテンが贈る3部作の映像作品第2弾『SPACÉ GLACIER』を紹介しよう。初回の『SPACÉ WOOD』は究極のツリーランを題材とした作品となっているので、まだご覧になっていないという方はこちらの記事からチェックしてほしい。
この3部作をフレディは前菜、メインディッシュ、デザートと表現している。今作がまさにメインディッシュ。4,000m級の13座の山々に囲まれた標高1,800mに位置するスイス・サースフェーで生まれ育ったフレディにとっても、氷河で滑るということはアルプス山脈の中でももっとも厳しい挑戦のひとつだと語る。
さらに、氷河の近くで生まれ育ち、その流れを常に追い続けることで、永遠の氷の中でのライディングを未知なるレベルまで高めているのだと付け加えた。映像美とともに、そのスケール感の大きさに酔いしれてほしい。