MOVIE
スノー・サーフ・スケートの歴史を紡いだ驚愕のノーフットライディング
2016.12.20
ヴォレ・ニベルトとステファン・グルーバーにより2006年に設立されたÄSMO POW-SURFINGより、バインディングなしのノーフットでパウダースノーを駆ける魅力を追究し、その面白さや美しさを発信するべくムービー『Äsmosphere』が制作された。
ヴォレとステファンは、サーフボードに初めて流体力学を用いて発展に大きく貢献したボブ・シモンズ氏や、WINTER STICKの創始者であるディミトリー・ミロビッチ氏ら素晴らしきサーフ&スノーボードのシェイパー、そして、飽くなき探求心の末に獲得した高いテクニックを有するスケートボーダーたちの情熱からインスピレーションを得ることで、パウサーフボードを開発している。サーフ、スケート、スノー、これらいわゆる3Sと呼ばれるボードスポーツの歴史をひとつに紡ぐことで、究極のパウダーサーフィンであり、バインレススノーボードであり、パウダースケートボードを実現している。
起源にまで話をさかのぼれば、サーフィンを基軸にスケートボードとスノーボードが誕生した。それらは、陸上と雪上でマニューバーを描くことが目的とされていたわけだが、スケートボードでオーリーが開発されると、サーフィンの延長線上から逸脱して、フリースタイルトリックが急速に進化。それらを雪上に置き換えることで、スノーボードのフリースタイルが形成されていったのだ。1980年代後半に入ると、スケートボードの動きが波の上で表現されるようになるなど、これまでも相互に刺激を与え合いながらボードスポーツは発展してきた。
そして、スノーボードが成長を遂げた先にあった、オンスノーでの驚愕のハイパフォーマンスをどうかお見逃しなく。