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勝ち負けではなく“自分らしくカッコよく”滑るセッションの醍醐味『SIDEHIT SÉANCE』
2022.03.24
タイトルにある「SÉANCE」とはフランス語でセッションの意になる。さる3月16〜18日の3日間に渡り、米バーモント州シュガーブッシュに造成された特設パークにて、ROMEチームが一堂に会してサイドヒットセッションが行われた。
ステール・サンドベック、レン・ヨルゲンセン、オジー・ヘニング、マディソン・ブラックリーらプロチームと、ケイシー・サベージやネイト・ハウスト、ケイリー・ヘンドリックスらアマチーム、さらにルーカス・マグーンなどROME以外のクルーも加わり、縦横無尽にパークを駆け抜けていた。個性豊かなライダーたちによるセッションは、一人ひとりのラインが唯一無二。だからこそ勝敗を決する大会とはまったく異なり、“自分らしくカッコよく”滑ることがもっとも重要となる。それこそがセッションの醍醐味なのだ。
今シーズンは残雪が多いため、例年よりも長くパークシーズンを楽しめることだろう。トリックの難易度を求めてしまうと限られたスノーボーダーしか楽しめないが、そうではなく、創造性を働かせてオリジナルに滑ることに重きを置いて残りのシーズンも楽しんでほしい。