オーストリアが誇るハイクオリティなパークとして名高いアブソルートパークにて、ふたりのコンペティターたちがシューティングを行った。ドイツのレオン・ボッケンスペルガーとオランダのニーク・ファン・デル・フェルデンのふたりである。
ドイツ代表として北京五輪スロープスタイル＆ビッグエアに出場した身長180cmと大型ライダーのレオンは、オリンピック後に行われたＷ杯スロープスタイルで初優勝を飾った。オランダ代表のニークは北京五輪ビッグエアで6位と大健闘。両名ともにライディングスキルが高いことは言うまでもないが、本ムービーではコンテストで繰り出している高難度なトリックばかりではなく、表現力あふれるクリエイティブなライディングを披露している。
こうしたコンペティターたちの自由な滑りを目にする機会は少ないだけに貴重だ。大会で勝つためには難易度の高いスピントリックを用いなければならないが、日常のパークラップではそれぞれ個性を放ちながらライディングを楽しんでいる姿がまぶしい。