米カリフォルニア州に位置するベアマウンテンが贈る連載パークムービー『SUNDAY IN THE PARK』が、今年も帰ってきた。北米のトレンドトリックを余すことなくお届けする本ウェブシリーズには、これまで多くの日本人ライダーが出演。カリフォルニアに拠点を置くローカルライダーたちに混じり、下剋上を目論む日本人にとっては、いわば登竜門的なパークムービーとしても知られている。しかし今季一発目は、いきなり大御所の登場だ。
結果的に最後となった伝統の一戦、2020年のBURTON US OPENスロープスタイルの覇者であり、現在はアメリカに拠点を移してプロ活動を精力的に行う角野友基がトリを飾っている。キレのある表現力豊かなライディングスタイルを観ていると、世界最高峰のコンペティターでもある彼の名が今シーズン話題にならないことに違和感を覚えながらも、プロとしてさらなるスキルを身につけていることが理解できるだろう。
もうひとりの日本人として、シーズン初頭からベアマウンテンでライディングに明け暮れているスイカこと石原晴菜も出演。紅一点ながら強烈な存在感を示している。
オリンピックイヤーということで高難度トリックを目にする機会が増えるからこそ、こうしたクールなパークライディングに刺激を受けてほしい。