仲間たちとスノーボードを片手にトリップできることが、これほどまでに素晴らしいことだったとは。昨シーズンの途中でロックダウンが解除された米カリフォルニア州にて、ブライアン・フォックスやサム・タックスウッド、グリフィン・シーバートらNITROクルーは2週間に渡るロードトリップを敢行した。
春先だったこともあり同州のパークのメッカであるベアマウンテン＆マンモスマウンテンや、ネバダ州ラスベガスからほど近いリーキャニオンを訪れ、思い思いのラインを描きながらトリックを通じて己を表現する。そうした無言の会話をライディング中に楽しみつつ、夜になれば乾杯して語り合い、そして眠りにつく。雪上だけではなく砂漠でも滑った。昼夜問わず仲間とのセッションは最高だ。そんなメッセージが伝わってくる映像作品に仕上がっている。
今シーズン、仲間たちとトリップに出かけたくなること請け合いだ。