BACKSIDE (バックサイド)

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MOVIE

大塚健と鬼塚雅が命がけで限界を打破するドキュメンタリームービー『LIMITLESS』

2021.12.10

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スノーボード・スロープスタイル&ビッグエア競技において、日本人ライダーたちは今やその最高レベルを牽引する立場にある。男女それぞれでそのポジションに立つ大塚健と鬼塚雅。だが、彼らの競技人生はひと筋縄ではいかなかった。
2018年5月のノルウェー大会、そして、翌年1月のアスペン(米コロラド州)大会と2大会連続してX GAMESビッグエアで金メダルを獲得するという快挙を成し遂げた大塚は、当時17歳にして驚異的な強さを世界中に誇示した。しかし同年4月、奇しくもX GAMES2連覇を果たした地であるアスペンにて、左の前十字靭帯を断裂するなど選手生命を脅かすほどの大怪我をしてしまう。
そこから1年間苦しいリハビリを経て、選手として復帰に向けてトレーニングを再開し始めたタイミングで、今度は右の腓骨を骨折。どん底に叩きつけられた。そうした絶望の淵から這い上がる復活劇が描かれている。
弊メディア編集長の野上大介が出演。大塚の偉大さやクールさについて語っている。

一方、周囲からの大きな期待を背負いながら挑んだ2018年の平昌五輪ではビッグエア8位、スロープスタイル19位と不本意な成績に終わってしまい、鬼塚はいろいろなことを見つめ直した。「挑戦することを忘れていた。このままでは伸びしろがない」として、トレーニング方法を見つめ直したうえで、大技であるCABダブルコーク1260を目標に設定して努力を重ねてきたのだ。
すると、2020年1月に悲願のX GAMESアスペン大会のビッグエアで初優勝を飾ると、同年2月にはBURTON US OPENスロープスタイルで3位、その翌月の3月にはX GAMESノルウェー大会ビッグエアで2位を獲得。メジャー大会で連続して表彰台を射止めるまでに成長を遂げた。

彼らが所属するRed Bullのオウンドメディア「Red Bull TV」にて2021年12月9日に公開され、その翌日の本日、YouTubeにもアップロードされた。北京五輪に向けての大塚と鬼塚の生き様を、余すことなくご覧いただきたい。
 
年明け1月6日(木)には、108回の表彰台獲得という世界記録を更新してもなお成長し続ける高梨沙羅、苦難を乗り越え競技に対する姿勢を見直す小林陵侑、2つのエピソードも公開予定となっている。
 

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