MOVIE
スノーボード・スノースケート・雪板で自在に遊べる夢の空間「DREAM SESSION」
2021.08.16
究極の地形遊びとして世界的に知られる「HOLY BOWLY」は、日本発のボウルカルチャーに対するリスペクトを込めて2012年に長野・白馬で初開催となった。その日本シーンを牽引しているのが、2007年より地形を活かしたイベントを開催している、小松吾郎を中心とした地形研究会(MOUNTAIN DESIGN AND RESEARCH」である。
そんな彼らが競争ではなく“共創”をコンセプトに掲げ、2015年より小松のホームである白馬にて「DREAM SESSION」を開催してきた。しかし、雪解けが早かった昨シーズン後半は記憶に新しいだろうが、白馬での開催が危ぶまれたことで、小松が代表を務めるPOW(PROTECT OUR WINTERS)のアンバサダーを務める河野由貴子の協力のもと、今年は4月17~19日にかけて彼女が拠点とする長野・野沢温泉で開催された。その模様がゲレンデ紹介サイト、ゲレンディング.COMより公開されているので紹介したい。
タイトルに綴っているように、スノーボードでもスノースケートでも雪板でも、なんでもアリ。ハイスピードで軽快にスラッシュする気持ちよさを味わえるのはもちろん、同じ地形をフリーフットで攻めることで一気に難易度が上がり、攻略する達成感も堪能できる。そうした現場にはベテランからキッズスノーボーダーまでが一堂に会する中、國母和宏の姿も。
これまでのフリースタイルスノーボーディングの歴史を振り返れば、トリックが高難度化していく背景にアイテムやフィールドの巨大化があった。小松が考える、スケールダウンさせても面白い“夢の空間”をのぞいてみてほしい。