MOVIE
滑りで会話する親子。小西隆文が愛息と極上パウダーラン『FAMILY SHRED』
2021.06.18
昨年12月に発売した弊誌ISSUE 11「JAPOW PRIDE ──ニッポンの雪と山と文化を知る──」の表紙を飾った小西隆文。あのパウダースノーが爆発したかのようなインパクト絶大な写真を残した地、新潟・関温泉にて、息子・季生(きなり)くんとの親子セッションがHEART FILMSより公開された。タイトルはずばり『FAMILY SHRED』だ。
実のところ2年前、ISSUE 8「THE GRAB ──自分らしく、カッコよく──」の撮影を小西のホームゲレンデで行った際、筆者は彼ら親子と一緒に滑った。当時から上手いとは思っていたが、成長著しい季生くんのライディング姿が眩しい。現在は14歳の中学3年生なので当時は小学6年生だったわけだが、プロスノーボーダーである父をリスペクトしている姿勢が印象的だった。
今年2月、長野・白馬コルチナで行われたJAPAN FREERIDE OPENのジャッジを務めさせていただき、出場していた季生くんと2年ぶりに再会したのだが、反抗期にありながらも父の滑りをリスペクトする姿勢に変わりはなかった。それは、小西親子が日常会話では表現することができないメッセージをライディング中に交わしているからなのだろう。
こんな親子に憧れる。