MOVIE
工藤洸平が創造したYADOKARI BOWLで生み出される国内最強セッション解禁
2021.05.02
春になると北海道のとある裏山に国内のトップライダーたちが集結し、何やら手掘りで巨大なボウルを造りセッションが行われているらしい。感度の高いスノーボーダーであれば、そんな噂話を耳にしたことがあるだろう。そう、工藤洸平が主宰するK FILMSのフィルミングの舞台となっているYADOKARI BOWLである。
天然の沢地形を利用して、参加した総勢20名ほどのライダーたちにより1週間近くかけて人力で生み出された巨大ボウル。例年よりも多くのライダーが参加したことからボウルのサイズもアップし、さらに初参加となった若手ライダーたちの勢いあふれる滑りに場の雰囲気は最高潮に達したようだ。
本セッションは2020年春に行われたもので、K FILMSより昨年12月に発売された映像作品『GROWING RECORD OF YADOKARI』に収録されたパートである。そうした国内最強セッションのオンラインでの視聴が、ついに解禁されたのだ。
若手筆頭の大久保勇利と相澤亮がクリエイティブなラインを描けば、片山來夢がハーフパイプで培ったテイクオフでハイエアを披露。双子ライダーの安永楓・颯が定評ある創造性に富んだ滑りを発揮すれば、工藤や吉田啓介、堀井優作、國母和宏ら重鎮ライダーたちの貫禄ある滑りには圧倒されるばかり。
何度繰り返し見ても飽きることのない……いや、何度も見返すことでより新しい発見が生まれる。それほどまでに超絶クリエイティブなライディングが連発する国内最強セッションが、工藤のセンスあふれるエディットでさらに輝きが増した本ムービー。
お見逃しのないように。